【入手困難】恋のご利益間違いなし、希少お守り3選!!
入手困難!恋のご利益間違いなし、希少お守り3選!!
写真:PhotoAC
今年もまた、例のイベントがやってくる。
女子はウキウキ、男子はソワソワの、例のあれ。
そう、バレンタインデーである。
そういうキラキラしたイベントが苦手な著者には、気恥ずかしい季節だ。
もちろん、チョコレート売り場には近づかないのだが・・・。
そこには気になる、「限定」の文字が。
「有名ショコラティエの限定チョコレート!」
「○個限定!○○店限定!」
なんとも魅力的な言葉ではないか。
「バレンタイン?関係ねーよそんなの!リア充撲滅!」
・・・そんなことばっかり口にしてきた著者のかたくなな心さえ、甘くほぐされてしまいそう。
なぜ人は、限定と言われるとほしくなるのか。不思議なものである。
ところでこの時期、縁結びの神社に行く人も多いだろう。
実は、神社で買えるお守りにも数量限定のものがあるのをご存じだろうか。
限定と言われると心躍る著者には、何とも気になる話なのだ。
まずは縁結びの神様として名高い、島根県の出雲大社をご紹介したい。
写真:出雲大社公式HP
URL: http://www.izumooyashiro.or.jp/sengu.top.html
日本最古の歴史書と言われる「古事記」にも記されるほど、歴史ある古社だ。
パワースポットとしても注目されており、全国から参拝客が訪れる。
この出雲大社では、60年に1度遷宮が行われる。
本殿の屋根の葺き替えなどを行うため、神様に移動していただくのだ。
屋根の葺き替えと言っても、神社建築の中では最大の大きさを誇る出雲大社。
総事業費95億円という、一大事業なのだ。
引越とリフォームで95億円・・・さすが神様、規模が違う。
実はこの遷宮によって出た屋根材が、縁結びのお守りに使われているという。
紙として大切に加工され、お守りを包む紙になって頒布されているのだ。
60年間本殿を守ってきた屋根、神様の強いパワーが詰まっているだろう。
それがお守りになったというのだから、良縁を結んでくれそうな期待も高まる。
このお守りは、遷宮が完了する平成28年までの期間限定品。
次に手に入れるチャンスは、おそらく60年後と思われる。
しかし、60年後・・・著者、100歳近く。
もうさすがに、縁結び祈願はしていないだろう(むしろ生存すらあやしい)。
手に入れるなら、やっぱり今年頑張りたいものだ。
次に、埼玉県にある川越氷川神社のお守りを紹介する。
「縁結び玉」と呼ばれる、かわいらしいお守りである。
写真:川越氷川神社公式HP
URL: http://www.kawagoehikawa.jp/
こちらでは、古くから「境内の玉砂利を持ち帰ると良縁に恵まれる」という言い伝えがあった。
その言い伝えをもとに、玉砂利を麻の網で包んでお守りとしたのが縁結び玉である。
この縁結び玉、巫女さんがひとつひとつ手作りするため、1日20体限定である。
早朝から並ばないと手に入らないという、人気のお守りだ。
ちなみに、「この人こそ運命の人!」という相手と巡り合ったら、縁結び玉は神社にお返しする。
その代わりに、今度は二人の縁が長く続くようにと特別なお守りをいただけるのだ。
なんとも心あたたまる神社である。
縁結びのご利益があったら、ぜひそのお相手とともに、また訪れてほしい。
最後に、福岡県にある三柱神社。
写真:三柱神社公式HP
URL: http://www13.plala.or.jp/mihashirajinja/omamori.html
こちらのご神木は「梛(なぎ)」である。
この梛の葉、縦にはすぐ裂けるのだが、不思議と横にはなかなか裂けない。
また、梛の木は他の植物の生育を抑制する成分を出しているそうだ。
そのため昔から、「縁が切れず、他を寄せ付けず」のお守りとして、葉を身につける習慣があったという。
現在では、宮司さんたちがご神木の葉を摘み、手作りでお守りにしている。
この梛の葉を入れたお守り、毎月縁日の16日に50体限定で頒布される。
こちらもなかなか手に入らない、貴重なお守りである。
お守りというものは、数量限定だからご利益も大きいとは限らない。
でもやはり、手作りのお守り、今しか手に入らないお守りなどは心惹かれる。
恋の成就を夢見る男女にとって、お守りは頼もしい味方でもあるだろう。
一歩踏み出す勇気がほしいという方には、ぜひおすすめしたい。
余談だが、著者のバレンタインデーの予定は、当然おうちでゆっくりである。
エイヒレをつまみに日本酒を飲んでいるだろう。
もしくは最近お気に入りの骨せんべいで焼酎。
・・・いいのだそれで、皆さんが幸せならば。
ハッピーバレンタイン、ラブな一日をお過ごしいただきたい。
作成者:ぴよ54