牡牛を屠るミトラス神を信仰する密儀宗教

340px-BritishMuseumMithras

出典Wikipedia

ミトラ教またはミトラス教またはミスラス教(Mithraism)は、

古代ローマで隆盛した、太陽神ミトラス(ミスラス)を主神とする密儀宗教。

信者は下級層で、一部の例外を除けば主に男性で構成されていました。

信者組織は7つの位階を持ち(大烏花嫁兵士獅子ペルシア人太陽の使者)、入信には試練をともなう入信式がありました。

「契約の神」「丈高き者」「万の目を持つ者」「万人の監視者」「太陽神」といった性格を持ち合わせている様です。

なんとミスラが、世界の日曜日の起源でもあります。

 

そして日本人なら誰もがご存知12月25日のキリスト教のイメージ。

一般にイエス・キリストの誕生日とされキリスト教の祭日「クリスマス」として認識されています。

が!!!

実はキリスト教が広がる過程で前述の祭を吸収した後付けの習慣なのです。

『新約聖書』にイエス・キリストが生まれた日付や時季を示す記述はなく、

キリスト教各宗派においてもクリスマスはあくまで「イエス・キリストの降誕を記念し祝う祭日」としており、

この日をイエス・キリストの誕生日と認定しているわけではないそうです。

ローマ帝国時代、12月25日(冬至)にはナタリス・インウィクティと呼ばれる祭典がありました。

ミトラス教徒は太陽神ミトラスが冬至に「再び生まれる」という信仰をもち、冬至を祝ったのです。

(短くなり続けていた昼の時間が冬至を境に長くなっていくことから!)

Fiano_Romano_mithraic_relief

出典ルーヴル美術館

ミトラ教は、次第にキリスト教へと変貌を遂げていったのです。

ミトラス教の信者層は、初期は下級兵士たちであり、そこから軍人、商人、職人たちに信者を得ていきました。

後期には宮廷人の入信者が現れ、さらに皇帝たちからも関心を得た。すご!

女性の入信者が例外を除けばほとんど見られないことから、

原則として女人禁制だったようです。

信者組織は神官職(アンティステス、サケルドス)と、

7つの位階(父、太陽の使者、ペルシア人、獅子、兵士、花嫁、大烏)に属する入信者たちで構成され、

これ以外にも入信をしていない一般の信者たちがいた。

入信希望者には目隠しのうえで厳しい試練的性格の入信儀式が課せられた。昇級の条件は不明。こわっっ。

信者たちは窓のない神殿で非公開の儀式や礼拝に参加したが、

他の宗教に対しては排他的ではなく、他の宗教の祭礼や皇帝崇拝にも参加したらしい。

積極的な布教活動をしなかったため、キリスト教が受けたような弾圧はミトラス教史を通じて受けることはなかった。


興味深い宗教ですね!

ただ今はもうミトラス教は残ってないそうです。

・・・クリスマスが衝撃。

ミトラ教を調べていて、こんな事実に出会うとは(⌒-⌒; )

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